環境整備の注意点
誤った消毒剤の使用は、十分な効果が得られないだけでなく、費やす費用や労力が無駄になったり、職員や利用者の健康を害する場合もあります。必要な場所に効果的に使用しましょう。
広範囲のアルコール消毒をしない
アルコールは引火性があるため、広範囲への使用は控えます。
消毒剤を噴霧しない
作業者への吸入毒性が問題となるだけでなく、対象に消毒剤が十分に接触しない可能性があるため効果が不確実です。
粘着マットや消毒剤含浸マットは使用しない
感染防止目的での粘着マットや消毒剤含浸マットは感染防止効果が認められないことから、近年使用は推奨されていません。使用することで、転倒事故に繋がる恐れもあり、危険です。