MENU

感染対策

知っトク!感染対策の基本

手袋

使い捨て手袋選びのポイント


手袋は、福祉現場において非常に使用頻度の高い個人防護具の一つです。そのため、価格面の他、作業性を損なわないという点も、選ぶ際のポイントです。
素材による使い分けに関して、ガイドライン等で明確な区分はありませんが、作業する内容に合わせて、手袋の強度や装着感、作業性等を考慮してお選びください。



素材 ニトリル手袋 ハイブリッドグローブ プラスチック手袋
原材料 合成ゴム 合成ゴム・塩化ビニル(PVC) 塩化ビニル(PVC)
強度/耐久性
耐薬品性 × ×
装着感 伸び
フィット感
コスト やや高価 やや安価 最も安価
アレルギー物質の有無 ラテックス蛋白
添加物(加硫促進剤) 有/無
添加物(可塑剤)
製品例 サラヤ ニトリルグローブソフトフィット ハイブリッドグローブさくら サラヤ プラスチック手袋E
表:使い捨て手袋の特徴

 

手袋にはピンホール(目に見えない小さな傷や孔)が存在する可能性がある他、外す際に手指が汚染したり、使用中に汗をかいて手袋内で常在菌が増殖している可能性があります。外した後は、必ず手指衛生を行ってください。

手袋の着脱手順

ポイント

  • 装着前と外した後に必ず手指衛生を行います。
  • 装着時は、手袋の指先部分を汚染させないように、手首部分を掴みましょう。
  • 複数の個人防護具を着用した際、手袋は1番最初に外します。