ボツリヌス菌
ボツリヌス菌
死亡率30%の食中毒!
潜伏場所
土の中に広く分布。海や湖の泥の中にも分布。
原因食品
ハム・ソーセージ・野菜・果物の瓶詰・缶詰・真空パック食品。
特徴
嫌気性(酸素の無いところで増殖する性質)。
最も強烈な神経毒素をつくる。適切な治療を受けないと死亡率30%以上。
熱にきわめて強い芽胞を作る。
潜伏期間
8~36時間
症状
特徴的な脱力感・めまいと吐き気・嘔吐・便秘など(治療が遅れると呼吸困難などを引き起こして死に至る)。
対抗手段
新鮮な材料をよく洗浄してから食べる(神経毒素は80℃・30分間、100℃・数分間の加熱で失活する)。
容器が膨張している缶詰や真空パック食品は食べない。
1歳未満の乳児にはちみつなどを与えない(乳児ボツリヌス症の予防)。